キシリトールとは


 

 

虫歯予防には、歯磨き•規則正しい食生活•フッ素や、かかりつけの歯科医院での定期検診が大事です🦷

ですが、忙しい毎日の中で簡単にできる予防方法があります。

それはキシリトールです



虫歯の原因は、細菌のかたまりである歯垢(プラーク)です。この歯垢の中の虫歯菌(ミュータンス菌)が、取り込んだ糖を分解して、虫歯の原因となる酸を作ります。

キシリトールの場合、ミュータンス菌はキシリトールを取り込むものの、それを分解出来ないため虫歯の原因となる酸を作ることができません🙅♀️

なので、ミュータンス菌が弱っていきます。

よって虫歯予防にはとても効果的です!


キシリトールとは、天然素材の甘味料であり、多くの果実や野菜にも含まれています🍎

また、人の肝臓でも、1日当たり15g作られています。

以前は、糖尿病患者の輸液にも使用されていたほど、人体にも安全であることが知られています。

そのため国際機関より「キシリトールは1日の摂取許容量を限定せず」と認められているので、1日にどれだけ食べても大丈夫です!

まれに、一度に多量に摂取すると、お腹が緩くなることがあります。これは、食物繊維🍠と同じ作用で、体がキシリトールを早く消化しようとして、腸の中の水分が増えるためなので心配いりません😊

摂取していく事で耐性がついてくるものなので、安心して摂って頂いて構いません。



虫歯予防に効果的な必要な量は、1日5〜10g/日です。

1日の中で、数回に分けて摂取していく事が効果的です。

摂取するタイミングは、基本的にはいつ食べても良いです。ですが、タイミングを決めておくと継続しやすいと思います。

例えば、食後や寝る前、歯磨き後のご褒美であげているケースもあります!

日常の中で無理なく取り入れられるといいですね😋


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効果的な食べ方は、ガムは味がなくなっても5〜10分は噛み、タブレットは舐めるように食べてください。

ガムは、ガムの周りの硬くコーティングされている部分にキシリトールは含まれているので、最初に噛んだ際の一番甘みが感じられている時に、口腔内全体に唾液をいきわたらすように食べると良いです。

キシリトールとの接触時間が長ければ長いほど効果的になると言われています💡


選ぶポイントは、キシリトールが100%に近い方が良いので、キシリトールと炭水化物がなるべく近いものを選ぶようにしてください。

その製品のキシリトール含有量を調べる時は

(キシリトール÷炭水化物×100)で調べることもできます💡

ちなみに、歯科医院においてあるキシリトール製品は、歯科用で作ってあるので、キシリトール100%です🦷


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摂取する期間は、摂取してから2週間でプラークに変化が起き、3ヶ月で善玉悪玉の比率が入れ替わると言われています。善玉1:9悪玉だったのが、善玉9:1悪玉に入れ替わります。

その後2年摂取し続けると、摂取停止してから4年効果が持続することがわかっています。

まずは3ヶ月、その後は2年間摂取することを目標にしてみてください😊💡


仕事で忙しい方や、妊娠中のお母さん。お子さんの虫歯予防に、簡単な虫歯予防を行なってみてください!

色々な味もあるので試してみてくださいね😊


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キシリトール①


 

 

今回はキシリトールについてお話します🤓

 

ガムのCMでもおなじみのキシリトール😄🎵


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キシリトールという言葉を耳にする機会は多いと思います☺️

では、このキシリトール、

どういうものかご存知ですか🤓??

 

*キシリトール*

糖アルコールと呼ばれる炭水化物の一種で、白樺やトウモロコシの芯から抽出され、果物や野菜の中にも含まれる天然の代用甘味料🌽

砂糖と同じくらい甘い

砂糖よりカロリーが低い♪

1gあたり2.8kcal(カロリーは砂糖の75%)

お口に入れるとスッとする冷涼感があるのが特徴

 

*効果*

虫歯の原因にならない

通常、虫歯菌は糖を食べ酸を作ります。この酸が歯を溶かし虫歯になります。しかし、キシリトールからでは酸を作り出す事が出来ないので、虫歯の原因にならないのです‼

 

虫歯になりにくい菌に変わる

虫歯菌の中でも悪玉菌と善玉菌の2種類の虫歯菌がいます👿

 

悪玉菌:歯に強固に付着強い酸出す強力な菌

善玉菌:歯への付着が弱く酸生産がすくなく虫歯の原因になりにくい菌

 

悪玉菌と善玉菌の比率

《キシリトール摂取前》

   悪玉9善玉1

     

 1日3回キシリトール摂取

     

《キシリトール摂取3ヶ月後》

           悪玉1善玉9

 

キシリトールを摂取し続けると3ヶ月で比率が逆転し虫歯になりにくい菌に変わります‼

 

③キシリトールガムを噛むことで唾液がよく分泌されるので、唾液の作用による虫歯予防が期待できます‼

 

甘味料でありながら、カロリーが低く虫歯菌のエサにならないキシリトール🤗✨✨

凄いですよね!!

 

市販されているキシリトール製品もたくさんあるので、次回はキシリトール製品の効果的な選び方をお話します😆🎵



 

 

キシリトール②


 

 

今回はキシリトール製品の効果的な選び方についてお話します🤓

 

市販のキシリトール製品は、キシリトールがわずかにしか入ってないものが多いです😲

キシリトールの配合が低く、他に炭水化物が多量に含まれている製品は、虫歯予防効果としてはあまり意味がないので、キシリトール50%以上配合のものを選びましょう♪

 

キシリトールがどのくらい配合されているのかは、この計算でやってみてください🙆

      

キシリトール÷炭水化物×100

 

キシリトールは炭水化物なので、キシリトールと炭水化物の量が近いものを選ぶ

糖類が0gのものを選ぶ

再石灰化効果を助けてくれるもの(リン酸カルシウムやフノラン)が配合されているとさらにgood👍

 

 ちなみに当院のキシリトール製品は、なんとキシリトール100%配合されてい🥰👏👏


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次回は、どれくらいの期間、どれくらいキシリトール食べると効果が続くのかお話します🙋𖤐˒˒*



 

 

キシリトール③


 

 

以前、キシリトールについてお話しました🙆

キシリトールの効果凄いですよね🤗

 

今回はどれくらいの期間、どれくらいキシリトールを食べると効果が続くのかお話します♪

 

虫歯予防に必要なキシリトール量は1日当たり5〜10g

 

キシリトールガムなら1日4回

タブレットなら4〜7回が目安です😊

一度にたくさん摂るより、一日に何度かに分けて摂るようにしましょう💮

 

キシリトールを食べる習慣がつくと、2週間で歯垢が減ってきます🤓ベタベタ歯垢もサラサラした歯垢へ変わっていきます♪

3ヶ月で虫歯菌の比率(悪玉菌と善玉菌)が逆転します♪

2年続けるとその後中止しても4年効果持続するという研究データもあるそうです😆

(ユリビエスカ研究)

 

★まずは3ヶ月

その後は2年間を目標に!


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当院で取り扱っているキシリトール


 

 

皆さまいつもお世話になっております。


今回は、当院で販売している『キシリトール100%ガム』の一部成分の変更についてお知らせさせていただきます。


6月より順次、「ゼラチン」(特定原材料等28品目)が含まれるものに変更することとなりました。


香料以外の成分については変更ございませんが、ゼラチンにアレルギーをお持ちの患者様はご注意いただけたらと思います。


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また今まで販売していたオレンジ味ですが、製造中止になってしまいました(>_<)

現在ある在庫が1個だけとなっています。購入ご希望の方はぜひお声かけください!

《現在は取り扱いがありません》


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それでは!引き続き、皆さまのスムーズな治療とお口の健康に少しでもご協力できるように努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。









 

 

キシリトールと妊婦さん


 

 

『生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌がいない』

って知ってますか?


虫歯菌は、お母さんから子どもへ唾液(唾)を通してうつると言われています😱

そのため、お母さんに虫歯菌が多いと感染しやすいと言われています🦷

また、むし歯菌の感染が遅いほど、生涯のむし歯の発症率が低いことがわかっています☀️

「2歳までに感染させない」と、その後のむし歯予防がとても楽になります🙂



そのために、妊娠中からお母さんのお口の中にいる菌を減らしておくことが重要です💡

歯磨きをすることはもちろん大事ですが、そのほかにキシリトールを摂ることでより、赤ちゃんをむし歯菌から守ることができます🥺



キシリトールを摂ると唾液の質が変わります💡なので質がちがうと、うつりにくくします😊

キシリトールは天然素材の甘味料、妊婦さんが食べても大丈夫です😊

つわりが辛くて歯磨きがしっかり出来ない方もいると思います😔そんな方にも、歯磨きの代わりにキシリトールを摂ることも良いと思います🦷


キシリトールを選ぶポイントは、キシリトールと炭水化物の数字が近いものを選ぶと、キシリトールの含有量が多いです💡


大切なお子さんがむし歯にならないように、キシリトールを摂ることで守ってあげましょう😊



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