スウェーデン式歯磨き法


 

 

こんにちは♪

簡単にみがき残しを減らす方法があったら知りたくないですか?😁

歯ブラシや電動ブラシだけでキレイにみがこうとしている方が多いと思いますが、歯ブラシだけでキレイにみがいているつもりでも意外とみがき残しが多いです!😲😲😲

特に3大リスク部位と言われる

・歯と歯のあいだ

・歯と歯ぐきの境い目

・歯の溝

を1本の歯ブラシだけでキレイに落とすことは、高い技術とかなりの時間が必要です。ちなみに私は歯ブラシだけで全てキレイに落とす自信はありません🤣


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予防先進国であるスウェーデンでは、リスク部位から先にみがいています‼

※リスク部位(むし歯・歯周病になりやすい所)

 

★まずは、どこに汚れが残っているのか、リスク部位がどこなのかを知ることが重要なポイントです

 

★そして、リスク部位をケアするのにピッタリの道具を選びましょう♪

ワンタフトブラシやデンタルフロスや歯間ブラシなど、それぞれの場所に合う道具があります😀

 

集中力のあるうちにリスク部位をケアすることで、効率よく確実に細菌を落とすことができます!!

 

★最後に、いつもの歯ブラシで全体をみがきます🦷

 

いつもの歯みがきと同じ時間でも、歯みがきの効果は2倍

リスク部位からみがくだけで、歯みがきの効果は2倍😲

 

凄いですよね!!

最初にリスク部位をみがくだけなのでとっても簡単です😆👌

 

当院の歯みがき指導では、リスク部位がどこなのか、どこにみがき残しが多いのかを一緒に探していきます🔎

そして、リスク部位をケアする道具(ワンタフトブラシやデンタルフロスなど)を使って歯みがきの練習をしています🦷



 

 

スウェーデン型プラークコントロール


 

 

🦷13.歯磨きの方法🦷


みなさん、こんにちは。


今回は『スウェーデン型プラークコントロール』についてお話しします。


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みなさんはどんな道具を使ってどのくらい歯を磨いていますか?

そして1日何回歯磨きしていますか?


日本人の毎日歯を磨く人の割合は95%で、

7割の人は1日2回以上磨いているそうです。


それでも80歳で残っている歯の数が…

スウェーデンでは平均25本

日本では平均15本

しかも健康な歯が残っているわけではないそうです。


歯磨きをしているけど成果が出ていないのはなぜでしょうか?それは…

→当たり前の習慣として行っている

→口の中の状況がわからずに磨いている

からなんです。


みなさんは今、自分の歯が何本あるか、それぞれどういう形をしているか鏡でよく見たことはありますか?


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日本とスウェーデンでは歯磨きに対する意識が違います。


日本では、

歯磨き=口臭予防やエチケットとしてするものと思っている方が多いです。

一方スウェーデンでは、

歯磨き=リスク部位を中心にプラークを除去するためにするものと考えているそうです。


このリスク部位というのがポイントになってきます。


リスク部位とは…

「虫歯や歯周病になりやすいところ」=「磨きにくいところ」の事です。


『スウェーデン型プラークコントロール』

のポイント

①リスク部位に着目する

②リスク部位を先に清掃する

③リスク部位にあった道具を使う


①虫歯や歯周病になりやすいリスク部位(磨きにくいところ)を見つける


〈共通するリスク部位〉

・虫歯

・奥歯と奥歯の間

・萌出間もない咬合面

・歯周病

・上の歯の奥歯と奥歯の間


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〈異なるリスク部位〉

・インプラント

・ブリッジ

・矯正装置周辺


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など人により様々です。


自分のリスク部位を見つけましょう。


②リスク部位から先に磨く

集中力がある最初に磨くことで磨き残しを減らす事が出来ます。 


③歯ブラシ1本にこだわらずリスク部位に合わせてフロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシなどを使う


日本では歯ブラシをメインで使い、フロスやワンタフトブラシは補助用具で時間に余裕がある時に使うものと考える方が多い様ですが、

スウェーデンはその逆でフロスやワンタフトブラシはメインの道具として使います。


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普通の歯ブラシで磨いた時にいつも汚れが落とせていないところは時間を長くしたとしてもあまり変わりません。リスク部位に合う道具を選び優先して磨く事が大切です。



スウェーデン型プラークコントロールはいつもと同じ時間歯磨きをしても効果が2倍になります。

お口の健康が世界トップクラスのスウェーデンで30年程前から習慣になっている歯磨き方法です。ぜひみなさんも試してください。